アロマを楽しむ生活のすすめ

　スパイシーな香りや、エキゾチックは印象を与える香りなど、非日常的な印象を与えてくれるのがオリエンタル系のアロマです。ただ、オリエンタル系とされるアロマは、独特の香りであることも多く、人によって好き嫌いが分かれることもしばしば。強い香りのものは、香水のように利用すると不快感を与えてしまう危険もあります。他人が一緒にいる場所では、利用に際して注意が必要です。

●パチュリ
　インド原産の、シソ科の植物ですが、同じシソ科のアロマとは異なる独特の強い香りがあります。はるか昔、シルクロードではシルクを運ぶ際に、虫よけよして使われていました。

●パルマローザ
　パルマローザは、インド原産のイネ科の植物です。フローラル系の、ゼラニウムやローズに似た香りがしますので、女性に人気があります。バラの香りがする、安価な化粧品や石鹸などにも良く使われていますので、香料としてこの香りに覚えのある人も多いはず。抗菌作用があるため、夏には体臭予防に用いることもあります。もちろんその場合は、バッチテスト必須ですよ。

●ベチバー
　インド原産の、イネ科の植物で、アロマとしては珍しく根から精油を抽出します。香水のベースノートとしての利用が多く、有名なシャネルのNo.5も、ベチバーをベースノートにしています。