アロマを楽しむ生活のすすめ

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アロマの香り・樹脂系

 あまり認知されていないことも多いのですが、樹脂系のアロマも根強い人気があります。実はアロマの中では最も歴史があるものが、この樹脂系のアロマなのです。そんな樹脂系のアロマを紹介していきます。

●フランキンセンス
 ムクロジ目カンラン科の樹木から採れる樹脂で、乳香という名前で、日本でも昔から使われてきた香りです。古代エジプトでもすでにお香として利用されていて、イエス・キリストが受け取った3賢者からの贈り物にも、このフランキンセンスがあります。

●ベンゾイン
 甘い香りが特徴の樹脂で、ツツジ目エゴノキ科の植物です。安息香と呼ばれるもので、日本でも馴染みのあるものでしょう。ちなみに保存料として多くの食品に入っているベンゾイン(安息香酸)は科学合成されたもので、アロマで利用されるものとは別物です。

●ミルラ
 日本では没薬と呼ばれる、フウロソウ目カンラン科の樹脂です。ギリシャ神話にも登場するアロマで、フランキンセンス同様、古代エジプトでも利用されていました。ミイラ作りにも使われていたため、ミイラという言葉が、ミルラから取られたとする説もあります。歯磨き粉などにも香料として使われていることが多いため、なじみのある香りだと感じる人も多いでしょう。

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